子どもを支える7つの活動と、いま必要とされているもの

こども食堂、フードバンク、児童養護施設。名前は聞いたことがあっても、中で何をしているのかは外から見えにくい場所です。2026年8月26日に、そのとき載せていた団体の欲しいものリストを、すべて開いてみました。すると、活動ごとに、必要とされている品物がちがっていました。このページでは、子どもを支える7つの活動と、それぞれのリストに並んでいた品物を紹介します。

チョコットンの顔どんな活動があるの?

ちょこっと寄付には、子どもを支える862団体が載っています。この862団体を、7つの活動に分けて見ていきましょう。欲しいものリストとは、団体がAmazonに作った「いま必要な物」の一覧です。2026年8月26日に、そのとき載せていた団体のリストを、すべて開きました。そのあと掲載を見直し、残った団体のリストで数えた品物は5,089点です。どの活動に何が足りないのかは、並んでいた品物にそのまま表れていました。

862掲載している子どもの支援団体
674品物が並んでいたリスト
5,089数えた品物
47都道府県

6つの活動をくらべて、全体よりとくに多く並んでいた品を図にしました。

活動ごとに、全体より多く並んでいた品
こども食堂紙皿・割り箸・使い捨て手袋1.4倍
子どもの居場所インク・コピー用紙1.6倍
児童養護施設・乳児院服やくつ4.6倍
学習支援・フリースクールプリンター・インク・コピー用紙2.8倍
ひとり親・母子支援紙おむつ・おしりふき3.5倍
フードバンク・フードパントリーうどんやパスタなどの麺3.9倍
小児医療支援ハウスは、リストが12と少ないので割合を出していません。
「全体」は、品物が並んでいた674のリストすべてのことです。棒の中の細い線が、全体と同じ1倍です。

気になる活動が見つかったら、その下のボタンから、地元にあるかを調べられます。

こども食堂

410団体を掲載

地域の人が、子どもや親子にごはんを出す場所です。公民館やお寺、空いたお店などを借りて、月に1〜2回ひらくところが多くあります。料金は無料か、子ども100円・大人300円くらいです。

誰が来てもいい場所として開いているところもあります。ごはんのあとは、宿題をしたり遊んだりしてから帰ります。

いま実際に並んでいるもの

  • 無洗米 5kg
  • ソフトパン粉 1kg
  • 炊き込みわかめ
  • 使い捨て手袋 100枚入り
  • お好み焼きソース
  • ブロック氷用のかき氷機

348のリストから分かること4つに1つ(23%)のリストに、紙皿や割り箸、使い捨ての手袋が入っていました。全体の1.4倍です。フライパンや炊飯器などの調理道具も、17%のリストにありました。その場で作って、その場でみんなで食べる場所なので、食材のほかに、作る道具と配る道具も要るのです。

いちばん多かった品はお菓子で、10のリストのうち4つに入っていました。

子どもの居場所

119団体を掲載

放課後や休みの日に、子どもが過ごせる場所です。こども食堂とちがって、ごはんが中心ではありません。宿題をしても、ゲームをしても、何もしなくてもかまいません。

家にも学校にも居づらい子が、ただ座っていられる場所でもあります。児童館のようなところもあれば、空き家を借りた小さな部屋もあります。

いま実際に並んでいるもの

  • 10連けん玉
  • 黒ひげ危機一発
  • 風船用のヘリウムガス
  • 絵本『けんかのたね』
  • かき氷器

102のリストから分かること13%のリストに、プリンターのインクやコピー用紙が入っていました。全体の1.6倍にあたります。文房具は20%、お祭りや行事の道具は17%のリストにありました。毎月のおたよりを刷り、夏には縁日をひらく。そんなふだんの様子が、品物から見えてきます。

本や絵本も、リストに並んでいました。

児童養護施設・乳児院

156団体を掲載

事情があって家族と暮らせない子どもが、生活している場所です。乳児院で暮らすのは、おもに0歳から2歳の赤ちゃんや小さな子です。児童養護施設では、それより上の年齢の子が、職員と一緒に毎日を過ごしています。

ここは訪ねる場所ではなく、その子たちの家です。ごはんも、洗濯も、寝る場所も、誕生日も、ぜんぶここにあります。

いま実際に並んでいるもの

  • バスタオル 2枚組
  • 粉末洗剤 5kg
  • トレーニングパンツ
  • 常温で飲める液体ミルク
  • こどものバイエル
  • メルちゃん おせわパーツ

86のリストから分かること19%のリストに、服やくつが入っていました。全体の4.6倍という多さです。タオルや布団と洗剤はそれぞれ17%、紙おむつは15%のリストにあり、紙おむつは全体の3.3倍でした。並んでいるのは、毎日の暮らしに使うものです。
ピアノの教本『こどものバイエル』が、1巻から6巻までそろって並んでいたリストもありました。

大きさのちがう紙おむつが、何種類も並ぶこともあります。年齢のちがう子が、一緒に暮らしているからです。

学習支援・フリースクール

63団体を掲載

勉強を教える場所と、学校に行っていない子が通える場所です。塾に行けない子には、無料か安い料金で勉強を見ています。教室に入れない子にとっては、昼間を過ごせる場所です。

勉強のほかに、ごはんを出したり、進路の相談にのったりするところもあります。

いま実際に並んでいるもの

  • 中2英語をひとつひとつわかりやすく
  • 高校数学Cをひとつひとつわかりやすく
  • 英検の対策ソフト
  • スクールチョーク 白100本
  • 油ねんど 1kg
  • 紙芝居の舞台

59のリストから分かること22%のリストに、プリンターやインク、コピー用紙が入っていました。全体の2.8倍で、プリントを刷り続けている場所だと分かります。参考書は、学年ごとにそろえて並んでいました。『中2英語をひとつひとつわかりやすく』と『高校数学Cをひとつひとつわかりやすく』が、その例です。

ボードゲームやパズルも多く、37%のリストに入っていました。

ひとり親・母子支援

59団体を掲載

お父さんかお母さんのどちらか一人で子どもを育てている、ひとり親の家庭を支える活動です。母子生活支援施設も、ここに入れています。事情があって、お母さんと子どもが一緒に暮らしながら支えを受ける施設です。食べものを届けたり、相談にのったり、行事に招いたりしています。

困りごとは、お金が足りないことだけではありません。「頼れる人がいない」という悩みも、一緒に引き受けている場所です。

いま実際に並んでいるもの

  • パックご飯 24個
  • 讃岐そうめん
  • カルピス(うすめて飲むもの)
  • 絵本『ぐりとぐら』
  • トミカ
  • Amazonギフトカード

44のリストから分かること16%のリストに、紙おむつやおしりふきが入っていました。全体の3.5倍で、小さい子どもを育てている家庭が多いことが分かります。お米は20%、レトルトや缶詰は25%のリストにありました。すぐ食べられて、日持ちするものが目立ちます。

おもちゃや絵本も、27%のリストに入っていました。行事のときに、子どもへ渡すためです。

フードバンク・フードパントリー

38団体を掲載

食べものを集めて、必要としている家庭や団体に渡すしくみです。フードバンクは、企業や農家から余った食品を引き取って配ります。フードパントリーは、決まった日に、食べものを直接手渡しします。

ほかの団体にも食べものを回す、いわば中継地点です。ここに贈った品は、その先の家庭や団体へ渡っていきます。

いま実際に並んでいるもの

  • 讃岐うどん 600g×5袋
  • おにぎり用の塩のり
  • さば缶 24缶
  • 無洗米 5kg
  • 米油
  • カレーの王子さま(アレルギー対応)

23のリストから分かることそのとき掲載していた23団体は、どのリストにも品物が並んでいました。半分以上のリストに入っていたのは、うどんやパスタなどの麺、レトルトや缶詰、調味料です。麺は全体の3.9倍でした。常温で長く置けて、そのまま渡せるものに集まっています。
アレルギーのある子でも食べられるレトルトカレーが並んでいたのも、心に残りました。

掲載は38団体と少なめです。まだ見つけられていない団体があるかもしれません。

小児医療支援ハウス

17団体を掲載

重い病気の子どもは、遠くの病院で治療を受けることがあります。そのとき、付き添う家族が泊まれる家です。場所は病院のすぐ近くで、泊まるお金の負担も少なめです。

入院が何か月も続くと、家族は仕事も家も離れることになります。その間も、眠って、洗濯して、ごはんを食べる場所が要ります。それを引き受けているのが、この家です。

いま実際に並んでいるもの

  • おくるみ
  • ゆびえのぐ 8色
  • 長く保存できるビスケット
  • ドリップコーヒー 100杯分
  • 缶バッジの材料
  • 組み立て式のプール

12のリストから分かることそのとき掲載していた12団体は、すべてのリストに品物が並んでいました。ただ、数が少ないので割合は出さず、並んでいたものをそのまま挙げます。
おくるみ、指で塗る絵の具、長く保存できるビスケット、組み立て式のプール。そしてドリップコーヒーが、12のうち2つのリストに入っていました。子どものための品に混じって、付き添う家族が一息つくためのものも並んでいるのです。

全国でも数が少ない施設です。近くになくても、離れた場所から贈れます。

チョコットンの顔地元にあるか、見てみませんか

子どもを支える862団体の中から、住んでいる地域の団体を探してみてください。

都道府県からさがす

都道府県をえらぶと、市区町村までしぼり込めます。団体の名前が分かっているときは、名前でも探せます。

子どもを支える862団体からさがす

近くに無くても大丈夫です。品物はAmazonから団体へ直接届くので、離れた土地の団体にも贈れます。Amazonが発送する品は、注文の合計が3,500円未満だと、送料が460円かかります。北海道・九州・沖縄・離島だと500円です。プライム会員と、3,500円以上の注文は無料です。

どうやって調べたか

2026年8月26日に、当時掲載していた901団体の欲しいものリストを1件ずつ開きました。並んでいた品物の名前は、すべて記録してあります。そのあと掲載を見直すと、残ったのは675団体でした。このページの割合と品物の数は、この675団体のぶんだけで数え直したものです。品物が並んでいたのは674のリストで、合計5,089点でした。残る1件は、8月26日には空でした。ただ、8月29日に見たときは商品が並んでいたので、掲載を続けています。いま掲載している862団体とは、数えた範囲がちがいます。

品物は、「紙おむつ」「プリンターのインク」のようなまとまりに分けて数えました。分け方は、商品名に入っている言葉で決めています。そのため、商品名に説明として「非常食にも」と書いてあるだけの品も、数に入っています。割合は目安として読んでください。このページで紹介している品物は、どれも実際にリストに並んでいたものです。どの団体の品かは書いていません。

掲載の前に確認していること

掲載しているすべての団体について、欲しいものリストが実際に開けることを確かめています。各カードには、活動を確かめられるリンクも付けました。そのうち、団体以外がまとめた情報へのリンクが付いているのは227団体です。こども食堂マップ、自治体や国の機関のページ、全国組織の名簿などがこれに当たります。団体自身の公式サイトやSNSへのリンクが付いているのは、498団体です。どちらなのかは、カードのリンク先で分かります。

はじめて寄付する方へ

名前を出さずに送れるか、送料は誰が払うのか、住所は相手に伝わるのか。こうした疑問には、Amazon欲しいものリストで寄付する方法で答えています。何が求められているかと寄付金控除の扱いも、別のページにまとめました。

欲しいものリストで寄付を受け取りたい団体の方は、団体の方へのご案内をご覧ください。掲載は無料です。

チョコットンの顔住んでいる地域からも探せます。

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